仏教、インド系の宗教では、欲望を消す、あるいは煩悩を消す、といった考え方がある。
人間であることの煩悩を消す、という段階は存在する。
しかしながら、それは結果。急いで無理して達成する、というものではない。
欲望を消すといったことは、瞑想、自己催眠、自己暗示で、強引にやることではない。
強引に消さなくても、意識が成長すれば、自然に、不要な煩悩、欲望は、消えてしまうものなのだ。
確かに意識して、欲望の残滓を掃除することはある。
しかしながら、それは軽く箒で掃く程度のことであり、決して、ダイナマイトで吹き飛ばしたり、巨大な岩でふさいだりするものではない。
これを間違えると、ずいぶんと回り道をすることとなるだろう・・・
スピリチュアルな修行は、階段をゆっくりと上るようなものであり、決して、無理をするものではない。
- 2012/11/14(水) 15:49:20|
- 瞑想の方法といったこと・雑感|
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