ずうっと何度となく、目的地にたどりつけないという夢を不定期に見ていた。
昨晩、久しぶりにまたその夢を見た。
今回は、しかし少し違った。僕は目的地につけないことを受け入れていた。
夢の中で僕は手帳も財布も携帯もお金も落としていて、どうやってもたどりつけない、という状況だった。
一つだけ困ったのは、タクシーの予約を入れていたこと。鎌倉で夜7時にタクシーを予約していた。
僕はホテルオークラのコンシェルジェに事情を話し、どのタクシー会社かも分からないけれど、予約のキャンセルに協力してくれと依頼。
今、僕は引越し中で、会社をやめたところで、手帳やなにやら全てを失って、連絡が取りようがない。
僕が色々事情を説明していると、20-30人のホテルの女性従業員が集まってきて、うなずいてくれる。そしてホテルのコンシェルジェがタクシーの予約をキャンセルしてくれることになり、僕は責任を果たしたとほっとしている。
鎌倉に墓参り?だかには行けなかったけれど、人間としての責任は果たせた、と。目的地には行けなかったけれど、それはそれでOKだと。
さて、今までの夢では、いつも目的地にたどりつけずに、どうしようと夢の中で焦っているばかりだった。今回、はじめて諦めることが出来た。
なるほどと思った。今、僕がやっている仕事。これは生きている間には、目的地にたどりつけない。僕が有名になることもない。それでいいのだ、と。
少し気持ちが成長したような気がした。^^
スポンサーサイト
- 2013/04/02(火) 23:41:44|
- 夢日記|
-
トラックバック(-)|
-
コメント:0